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歩けない高齢者のための原因とリハビリを解説


高齢になり、歩くのが大変になってきた。

高齢の家族が歩けなくなり、リハビリが必要な状態になってきた。

 

このようにお困りの方は多いと思います。

今回の記事では、歩けない高齢者のための原因とリハビリを解説します。

 

  • 歩けなくなる原因として考えられる病気

一口に歩けなくなると言っても、様々な原因が考えられます。

主な原因は、病気や痛み、痺れなどです。

ここからは、歩けなくなる原因として考えられる病気について解説していきます。

 

・脳の病気

脳梗塞やパーキンソン病など、脳の病気になると、歩けなくなる場合があります。

脳の病気になると、足にうまく力が入らなくなったり、うまく力を抜くことができなくなったりすることが考えられます。

その結果、転びやすくなり、日常生活で歩くことが難しくなってしまいます。

 

歩きづらくなる代表的な脳の病気は、下記の通りです。

【歩きづらくなる脳の病気】

・脳卒中

・パーキンソン病

・脊髄小脳変性症

・多系統萎縮症

・ウェルニッケ脳症

など

 

・整形の病気

整形の病気になっても、歩くことが難しくなる場合があります。

整形の病気は、足に至るまでの神経に、何かの障害が発生し、足に力が入らなくなる病気や、足の変形や怪我などにより、痛みが出てしまう病気が代表的です。

体を動かす指令を出す脳には問題が無いにも関わらず、末梢の神経や関節機能、筋肉などが問題となって歩けない場合が多いです。

歩きづらくなる代表的な整形の病気は、下記の通りです。

【歩きづらくなる整形の病気】

・腰部脊柱管狭窄症

・坐骨神経痛

・ヘルニア

・変形性腰椎症

・足の関節の変形を伴う病気

(変形性膝関節症・変形性股関節症など)

・サルコペニア

・ロコモティブシンドローム

など

 

・血流の病気

神経や筋肉、関節に問題が無いとしても、足への血流に問題があると歩けなくなります。

血液には、筋肉を動かすための酸素や栄養、エネルギーなどがたくさん含まれています。

そのため、足への血流が少なくなってしまうと、しっかりと足の筋肉を動かすことができなくなってしまうのです。

神経や関節、筋肉だけでなく、血流にも注意をする必要があります。

歩きづらくなる代表的な血流の病気は、下記の通りです。

【歩きづらくなる血流の病気】

・閉塞性動脈硬化症

・深部静脈血栓症

など

 

  • 歩けなくなる症状

ここからは、歩けなくなる症状について解説します。

 

歩けなくなる病気には、様々なものがありましたね。

病気の種類が多くあるように、症状も様々なものがあります。

 

・痛くて歩けない

代表的な歩けない症状は「痛み」です。

病気として多いのは、関節の変形や坐骨神経痛、脊柱管狭窄症による神経の障害などです。

他にも、外反母趾や魚の目などが原因で、痛みが生じる場合もあります。

また、脳梗塞など脳の病気によって、足の力を抜くことができず、爪先立ちの状態になってしまうこともあります。

このような場合は、一部に荷重が集中してしまうため、足の痛みが出やすくなるのです。

原因の改善ができれば、痛みを取り除き、歩くけるようになる場合があります。

しかし、原因の根本的な改善が難しい場合もあるため、痛みについて医師とよく相談しましょう。

 

・痺れて歩けない

痛み以外にも、痺れが原因で歩けないこともあります。

代表的な病気に、腰部脊柱管狭窄症やヘルニア、脳梗塞などが挙げられます。

痺れが出てしまうと、足が地面に接地している感覚が少なくなり、歩くことが怖くなってしまいます。また、微妙な感覚が分かりづらくなるため、小さな段差や傾斜などに気づきにくくなります。

このように感覚が鈍ってしまうと、ちょっとしたことで転倒するようになります。

 

痺れの改善は難しい場合が多く、どのようにしたら痺れを改善できるのか、転倒しにくくなるのか、相談が必要です。

 

・疲れて歩けない

痛みや痺れ以外にも、疲れて歩けないこともあります。

単純に体力が低下している場合や、歩き方が悪く疲れやすい場合が考えられます。

 

代表的な病気は、フレイルやサルコペニア、脳梗塞やパーキンソン病などです。

フレイルやサルコペニアは、単純に体力や筋力の低下などが原因です。

脳梗塞やパーキンソン病は、歩き方が悪くなることにより、疲れやすくなってしまいます。

 

原因により、疲れやすさの改善方法は異なります。

原因ごとに対処をしていきましょう。

 

  • 歩けない場合のリハビリ方法

リハビリの方法は、原因により異なります。

場合によっては、リハビリだけでは改善が困難なケースもあるため、様々なスタッフの関わりが必要なこともあります。

 

痛みや痺れが原因の場合は、症状が出にくい歩き方や姿勢を見つけたり、歩きが楽になるような道具を選定したりして、歩きをサポートしていきます。

さらに、もっと安定して歩行ができるように、体の硬い部分にマッサージやストレッチをしたり、弱ってしまった筋力を鍛え直したりすることも行います。

関節の動きが良くなったり、姿勢が良くなったりすることにより、疲れにくい歩き方になる可能性があります。

また、筋力がつくことで、歩く速度が向上することもあります。

横断歩道を、1回の信号で渡り切ることが難しかった方も、渡り切れるようになるかもしれません。

 

  • こんな時は注意が必要

歩けなくなる原因によっては、緊急性がある場合があります。

 

例えば、

・転んで激しい痛みがあり歩けなくなった。

・急に激しい頭痛がして、歩けなくなった。

・手足に力が入らなくなり、顔面にも麻痺が出るようになり歩けなくなった。

他にも様々な症状が考えられます。

 

急に激しい痛みや、麻痺を伴うような脱力感が出た場合は、骨折や脳卒中などが考えられます。

骨折や脳卒中の場合、早く治療を開始する必要がありますので、救急要請が必要です。

救急車を呼び、早く対処をしましょう。

 

  • まとめ

今回の記事では、歩けない高齢者のための原因とリハビリを解説してきました。

高齢者が歩けなくなってしまう原因には様々な病気があり、痛みや痺れ、疲れやすさで歩けなくなるケースが考えられます。

リハビリでマッサージや筋力強化などを行い、歩けるようになる場合もありますが、急に歩けなくなった場合は、骨折や脳卒中など、緊急を要する場合も考えられます。

急に激しい痛みや脱力感が出た場合は、救急車を呼び、早く対処をすることが必要です。

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