産後ケアには、鍼灸が効くと聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
ここでは、鍼灸が産後ケアにとってどのような意味を持つかについてお話しします。鍼灸ならではの魅力を知り、しっかり産後ケアができるようにしましょう。
産後のママのサポート方法
出産直後のママは、授乳やオムツ交換に追われ、なかなか心安らぐひとときを持つ余裕がないものです。慣れない育児に伴う精神的な不安やプレッシャーは計り知れないものです。
そんなママをサポートする存在が、鍼灸やリラクゼーションによって、産後ケアをするサービスを提供するサロンや整体院です。
家族の支えはもちろん大切ですが、産後の身体がまだ回復しきっていない状態のときには、身体のメンテナンスに関する専門知識を持つプロの力を借りることも、大いにプラスになるでしょう。
なかには、自宅まで訪問して、鍼灸を含む全身ケアを丁寧に行ってくれるサロンもあります。外出する体力を温存したい場合は、自宅訪問してくれるサロンを選ぶのがおすすめです。
鍼灸治療を始める前に
鍼灸治療は、いきなり施術を行うのではなく、施術を受ける人の悩みをヒアリングしたうえで、適した方法を提案してもらえます。産後ケアが目的で利用する場合、身体の色んな部分に不調を感じていることもあるでしょう。
精神的なストレスもそれ相応に溜まっているはずです。初回のヒアリングできちんと悩みを伝えておくと、適した方法で鍼灸治療を行ってもらいやすくなります。自分が抱えているストレスや不調を遠慮なく伝えて、施術者にも理解をしてもらうことが大事です。
鍼灸治療とそのほかの施術を組み合わせる効果とは？
鍼施術は、鍼特有の刺激を伴う治療のため、痛みがどうしても気になってしまうものです。灸施術とは、艾（もぐさ）を用いて身体に熱刺激を与える施術です。鍼灸を組み合わせて、身体に刺激を与えることで本来備わっている自然治癒力を高める効果が期待できます。
鍼灸治療だけと聞くと身構えてしまうかもしれませんが、経験豊富なはり師であればほとんど痛みは感じません。また、例えば鍼灸治療とアロマセラピーのようなリラクゼーションがセットになっていれば、鍼灸治療に対するハードルの高さを感じにくく、継続して治療を受けやすくなるでしょう。
まとめ
産後ケアでは、鍼灸やアロマセラピーなどによって、全身ケアを行いましょう。不調をそのまま放置してしまうことなく、適切な対処法を提案してくれる鍼灸院やサロンを利用して、産後の大変な時期を上手に乗り切ってください。
